三洋食堂(大田市場)|大田区
2016年12月05日早い、うまい、豪快市場飯。
大田市場 三洋食堂
中央区、港区、品川区近辺を走っていて、「どこか美味しい食事処を知らない?」とお客さんに聞かれたら、迷いなく大田市場の「三洋食堂」をおすすめします。ここは、食材のプロが毎日食事に来るところなので、半端なものは出てきません。新鮮さ、品質、ボリュウムどれをとっても自慢できるものばかり。それに築地と違って一般客はほとんど来ないので、市場の雰囲気を体験できるレアスポットにもなっています。
■毎日メニューが替わるので「おしながき」はありません。
三洋食堂は、大田市場の中ほど、関連棟の東通りにあります。お店の前には定食のメニューが隙間なく貼りだされているので、ここで食べるものをどれにしようかお腹と相談しながら、お店に入ります。その日の仕入れや料理方法でメニューがどんどん入れ替わるので、いつのまにか「おしながき」はなくなってしまったとか。もちろん店内にもメニューは貼り出されています。
■食べてほしいのは本マグロのカマトロ焼き定食とやっぱりマグロの刺身
お店は1階がU字型のカウンターで、2階がテーブル席。いつも厨房の女性が、テキパキとマグロの刺身を盛り付けています。マグロの赤身がきれいで、惚れ惚れするほど。これを見たら誰でも注文したくなってしまいます。
一番のおすすめは、「東京広し、といえども、これはうちでしかだせないね」という本マグロのカマトロ焼き定食は1200円、これは本当のお値打ち品。トロトロジューシーで骨までしゃぶりたくなる美味しさです。
それから、特別ルートで確保しているという絶品の箱ウニ定食。デラックス版にすると、箱ウニにマグロの刺身、大エビフライが付く豪華なDX定食に。
初めてさんにおすすめするのは、A定食。自家製のサクサクした大エビフライにマグロの刺身のセットで1050円(^^♪食べ応えもあるし、何より美味しい。
もうちょっと食べたいときにはイクラやネギトロのトッピング皿を追加注文、アジフライやエビフライを一枚ずつ注文することもできます。
■デザートは、オカアサンとのほっこり会話
定食を堪能して、お勘定をしていると、「ありがとね。どうだった? 美味しかっただろ」とかならず声をかけてくれるオカアサンがいます。お店の看板娘をかれこれ50数年やっているという池田香代子さん、朝3時から仕込みに入っているとは思えないほど元気で、いつも笑顔があふれています。そんな気さくな雰囲気に、オカアサン目当ての常連さんもいるほどです。満腹のお腹に、心までほっこりしていただけるやり取り。三洋食堂はおすすめし甲斐のあるお店です。
タクシーは、お店のある建物の近くで下車していただけるので便利ですが、電車やバスを利用する場合は、正門を目指してください。大田市場は広いので、他の出入口から入ると迷うことが多いようです。正門受付で地図をもらうと、スムースにお店に到着できます。
■メニュー
本マグロのカマトロ焼き定食 1,200円
生ウニ箱DX定食(箱ウニ・マグロの刺身・大エビフライ) 1,700円
ねぎとろ丼 900円
魚がしA定食950円
■アクセス
住 所/東京都大田区東海3-2-7
最寄 駅/JR大森駅または京浜急行平和島駅からバスで大田市場行き水産棟前下車、
または東京モノレール流通センター駅下車、徒歩20分
タクシー運賃(参考) /流通センター駅から650円 約1600m
大森駅から1,770円 約5000m
タクシー豆知識/大森駅前にタクシープール有/大田市場駐車場有(一般車可)
電話番号/03-5492-2875(一般車可)