ホープ軒|渋谷区

2017年10月04日


黄色いビルは千駄ヶ谷のランドマーク

渋谷区千駄ヶ谷 元祖背油ラーメン「ホープ軒」


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深夜まで営業している食事処が少なかった時代に外苑西通りの国立競技場前には24時間年中無休で営業しているラーメン店がありました。その名は「ホープ軒」。都内を走るタクシーの運転手さん達の間では有名なお店です。

背油入りのコクのあるラーメンが人気で、日中は近所の人やビジネスマン、夜は神宮球場や国立競技場でのスポーツ観戦の前後に立ち寄る人、深夜には飲んだ後にタクシーで駆け付ける人、さらに朝方まではひと仕事終えた、あるいはこれから仕事の運転手さん達と、多い日には1日2,000食を売り上げたという伝説的な数字も納得がいく繁盛ぶりでした。

 

 

■ホープ軒が千駄ヶ谷のランドマークになったのは…

人が頻繁に出入りする景色は今も変わらず、街の灯りが消え静まり返った午前1時、2時を過ぎても、ここだけは皓皓と明るく、店の前にはタクシーや乗用車、仕事道具を積み込んだバンが列をなし、人々が次々に店に吸い込まれていきます。

遠くからでも迷わないように目立つ黄色のビルにしたのは社長の牛久保英昭さんのアイデア。「夜、昼に限らず『あの黄色いビルの前で降して』というお客さんが多いんだよ」といったのはちょうど食事に来ていたタクシーの運転手さん。ホープ軒が千駄ヶ谷のランドマークといわれるようになった所以です。

 

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■タクシーの運転手さんのために作られたラーメン

社長にホープ軒のラーメンについて伺ってみると「今から57年前、開業したばかりの頃は今みたいにコンビニやファミレスがなかった時代でね、タクシーの運転手さんによく食べてもらったんだ」とか。朝から深夜まで働いているタクシーの運転手さんたちのために、お店は、さっと食べてすぐ仕事に戻れる立ち食いスタイルに。一日中車の中だから栄養不足になりがちと、ラーメンには大きいチャーシューと豚の背油を入れたボリュウムのあるものに。脂っこさを押さえる薬味のネギは食べ放題に。こうしてホープ軒のラーメンの基本ができあがりました。タクシーの運転手さん達の評判が良かったのはいうまでもありません。

 

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牛久保社長、御年78歳、ハツラツ元気です



■ラーメンの味は日々進化している

それでも創業してから半世紀以上経てば環境も人々の好みも変わってきます。お店を長続きさせるコツは?「やっぱりラーメンの味だと思います。いろいろお客様の好みを聞いて、スープ、麺の作り方に試行錯誤を加えながらホープ軒の味を進化させています。スープによく絡む中太麺にしたくて、4階に製麺機を導入して自家製麺にしたのも美味しいラーメンをお届けするためのチャレンジでした」と牛久保社長。最近では、一緒に働く息子さんの意見も取り入れ、野菜を多くしたメニューも加えました。飲み放題で出されているジャスミン茶には、口臭改善効果、脂肪分を分解してくれる効果があり健康志向のお客様には好評です。

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■千駄ヶ谷の街をもっと元気よく

持ち前のアイデア力や実行力が評価されて、千駄ヶ谷大通り商店街振興組合の理事長も兼ねている牛久保社長は、町おこしのためにも一役買っています。2020年に向けて急ピッチで進められている国立競技場をオリンピックだけでなく、継続的に人が集まるイベントスペースにできないかと各方面に働きかけているのです。もちろんホープ軒の将来も見据えて。千駄ヶ谷のランドマークのひとつとして、さらなる進化を遂げて欲しいと思います。これは口コミサイトからの引用ですが、ホープ軒だけにI hope so.



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外国人も多くなったので英文メニューも。ただいま英語版のホームページも制作中。



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■メニュー

ラーメン        750円    ワンタンメン    1,000円

大盛ラーメン      900円    モヤシラーメン   850円

チャーシューメン    1,000円   メンマラーメン   900円

大盛チャーシューメン  1,200円   薬味ネギ       無料

 

■アクセス

住所/東京都渋谷区千駄ヶ谷2-33-9 TEL03-3405-4249

営業時間/24時間年中無休

最寄駅/JR中央本線「千駄ヶ谷駅」下車、約650m徒歩8分。都営大江戸線「国立競技場駅」下車、約426m徒歩5分

 

タクシー運賃(参考)

JR中央本線「千駄ヶ谷駅」から約2.06km      810円 (深夜料金890円)

都営大江戸線「国立競技場駅」から約0.47km   410円 (深夜料金 410円)

※時間距離併用運賃(上限運賃)は含みません。

 

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